幻の本とキャラメルトフィー
小学校の図書室がすきな子供でした。
あの部屋のいろんな本を読んだけど、覚えてるなかで一番好きなタイトルの本は『アーモンド入りチョコレートのワルツ』。美味しそうで可愛い。
でも正直、内容は全く覚えてないの!ごめんよ、アーモンド入りチョコレートのワルツ…笑
お菓子に弱いんだよね、たぶん。甘いものの出てくるお話が好きです。こまったさんよりわかったさん派だったし。
それで、物語に出てきたお菓子は食べたくなるのよね。なかでも、キャラメルトフィーにものすごい憧れを抱いたような記憶があります。
でも、それがなんていう本に出てきたのか、全く思い出せないの。紳士的なワニにもらったお菓子のイメージが、ある、けど、本当かなあ…場所は動物園だったような、気も、する、けど、本当かなあ…
ロアルドダールのコレクションのうちの一冊だったような気もしたけど、調べる限りそれは違いそう。うーん。
何もかも曖昧で、全部ぜんぶわたしの捏造かもしれない…キャラメルトフィーの幻影。
ま、幼少期の記憶なんてそんなもんかあ。
もし本当に存在するなら、どっかで出会えたらいいな。女の子が紳士的なワニにキャラメルトフィーを貰うおはなし。
2020.10.10 いちご